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駒崎医院
Komazaki Clinic
 東京都杉並区上萩4-30-12
03-3395-5513
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診療内容
活性化自己リンパ球療法について
活性化自己リンパ球療法は、がんの再発防止・QOLの改善・他の治療との相乗効果に適した療法です。本療法は副作用少ない治療法です。
活性化自己リンパ球療法は関根暉彬博士(元国立がんセンター室長)によって開発され、その後術後肝臓癌に対する活性化リンパ球療法(免疫療法)の再発予防効果を世界で初めて明らかにしました。(2000年LANCET掲載)
患者さまご自身の血液中にあるリンパ球を分離し、培養(活性、増幅させ)、点滴で体内に戻します。このときに用いる活性化した細胞は、ほとんどが活性化Tリンパ球で約2週間培養し、約100〜1,000倍に活性化増幅させたものです。Tリンパ球は、癌細胞やウィルスに感染した細胞などの異常な細胞を排除する役割を担っています。
体外で活性化させたリンパ球は、養子免疫療法や活性化リンパ球療法と呼ばれますが、広島大学など幾つかの大学病院において高度先進医療として認められています。しかしながら、このような高度先進医療は、”癌性胸腹水のQOL改善”だけに適応が限定されていることから治療を希望する癌の患者さん全てが治療を受けられるわけではありません。そのため、私どもをはじめ全国の医療機関では保険外医療として広く癌の治療用に活性化自己リンパ球を使用しています。
 
治療費用
保険外診療のため、治療費は全額自費負担となります。(消費税込み)

初診料 5,250円(患者様、ご本人の場合)
3,150円(ご家族の相談の場合)
再診料 3,150円
治療費 210,000円(2回目以降の1投与あたりの治療費)
 
活性化リンパ球の品質について
当院では、白山通りクリニックと共同でこの活性化自己リンパ球療法を行っております。
患者様のリンパ球は、上記施設(ISO9001認定) で活性化されます。
白山通りクリニックは、リンパ球の細胞培養工程、品質や安全性等について活性化自己リンパ球療法の生みの親、関根博士の指導の下、細胞を培養管理しています。
(詳しくは、http://www.hakusan-s.jp/index.htmlをご確認ください)
 
治療の流れ
当院では、白山通りクリニックと共同で免疫療法(活性化自己リンパ球療法)による癌(がん)の治療を行っております。このため白山通りクリニックでの説明の後に、当院でリンパ球の点滴投与治療を行います。

1) 資料の準備、予約
現在おかかりの主治医の先生の紹介状、検査結果等の資料をご準備ください。

2) 初診
治療内容、治療効果、治療回数、費用等をご説明いたします。

3) 白山通りクリニック受診
活性化自己リンパ球療法に関わるカルテを作成いたします。

4) 採血
リンパ球培養のための採血を行います。(培養には約2週間かかります。)
通常1回の採血で3、4回投与分のリンパ球培養が可能です。
白山通りクリニック受診後に採血可能となります。(白山通りクリニック受診時に採血をします)

5) リンパ球の点滴投与
予約指定日に当院で点滴投与します。 所要時間は約1時間です。
投与回数と間隔は個人差がありますので受診時にご説明いたします。
 
活性化自己リンパ球補足説明
1980年代にインターロイキン2により活性化したリンパ球(NK細胞)による癌の治療がローゼンバーグらにより行われました。当治療はLAK療法と呼ばれ大きな期待を集めましたが、強い副作用の割に効果が低くかったことからLAK療法は効果が低いという認識が広まりました。
その後、近年高い特異性を持たせたリンパ球(TIL、CTL、DC療法と呼ばれます)や大量(1,000倍程度)に活性化リンパ球(活性化自己リンパ球療法と呼ばれます)を調製する技術が開発されてきました。現在でもより高い特異性を持たせるためにデンドリティック細胞などを使用する研究が盛んに行われており、癌を退縮させるという非常に高い効果が認められています。
しかしながら、
1)高い特異性を有したリンパ球を必ずしも誘導できるとは限らない。
2)アフェレーシスなどを必要とする場合がある(患者さんの肉体的負担が大きい)。
3)治療回数が限定される。などの乗り越えなければいけない課題があります。
今後、更なる技術改良と大規模な臨床検討により客観的(統計学的)に有効性が明らかにされるのが待たれています。
これに対して、活性化自己リンパ球療法は、癌を退縮させる効果は低いために効果が低いと考えられることが多いのですが、活性化したT細胞の働きによりQOLの改善効果や肝臓癌においては術後の再発予防効果が客観的(統計学的)に証明されています。ほとんどの患者さんの末梢血から比較的容易に活性化自己リンパ球が調製できることから、既に大学病院や専門クリニックにおいて臨床上使用されています。また、癌の治療だけでなくウイルス感染症などへの応用が期待されています。
 
免疫療法
現在、癌の治療は、「手術」、「化学療法」、「放射線療法」、「免疫療法」により行われています。免疫療法は、人の持つ免疫力を高めることにより癌を治そうとするもので保険医療及び保険外医療として広く臨床応用がされています。 免疫療法としては、

1)多糖や細菌菌体等に由来する免疫刺激物質。
2)リンパ球を活性化させるインターロイキン2。
3)体外で活性化したリンパ球があります。


これらは、基本的に医療機関で治療が行われるものですが、入手が容易で経口使用できることからキノコや軟骨といった健康食品も広く使用されています。また、色、匂い、対話によって免疫を上げる試みもなされています。しかしながら、健康食品の中には効果が明らかにされていないものや数少ない有効例を大げさに宣伝して高額な商品を売りつける場合もあるので注意が必要です。 免疫療法は、手術や化学療法、放射線療法に比べて作用が緩和なことから効果が低いと考えられがちですが、癌の再発予防効果やQOL改善効果といった優れた効果や副作用が比較的軽微であるという長所も有しています。
 
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